箱文字（チャンネル文字）ができるまで③

こんにちは。

タカハシ企画、スタッフブログ担当のYです。

 

現在、箱文字（チャンネル文字）ができるまでを

①　データー作成→原稿出し→レーザーカット

②　並べ→削り→寸法→プレスV溝加工

③　仮付け→本体完成

④　渡り→アンカー位置→穴あけ

⑤　仕上げ→出荷

の順で紹介しています。

 

今回は、③　仮付け→本体完成　を紹介します。

 

前回はプレスでV溝加工をする所まで紹介しました。

 

プレスでV溝加工した部分を折り曲げると、次の写真のようにきれいな角を作ることができます。

 

 

次にR部分（曲線）の形状を作っていくのに、次の写真のような道具を使用します。

 

 

それぞれ、形状に合わせて適したサイズのパイプを使用し、形を作っていきます。

 

 

このR部分（曲線）の形状をきっちり出すのがとても難しいです。

当社ではスペシャリスト化された、職人の手作業によって、どのような形状でも対応して製作しています。

 

次に、V溝加工した部分を折り曲げ、R部分（曲線）を全て曲げると次の写真にようになります。

 

 

次に、曲げられた立ち上がりと、レーザーカットされた製品をはんだ付けしていきます。

 

 

 

 

当社では作業効率を上げるため、前工程で、はんだを点付けし（仮付け）、後ろ工程で全周をはんだ付け（本付け）しています。

 

以前は、社員のオールマイティ化を目指し、一人一つの商品を製造していました。

それを、各工程別に担当し、専門性（スペシャリスト化）をだす事で、大幅な時間短縮に成功し、短納期に対応しています。

 

次回は　④　渡り→アンカー位置→穴あけ　を紹介したいと思います。

ありがとうございました。