文字看板の種類は2種類!それぞれの特徴を詳しく解説
2022/02/17
ドライブをしているときや、街中を散歩しているときに文字看板を見かけることがありますよね。文字看板にはさまざまな種類があり、文字の種類によっては見る人に与えるイメージも変わります。
今回の記事では、文字看板の種類についてまとめました。集客効果の高い看板の作り方を知りたい方は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
文字看板の種類
文字看板には大きく分けて、「箱文字」と「切り文字」があります。ここでは、それぞれの特徴を詳しくご紹介します。
箱文字
箱文字とは、厚みのある文字看板のことです。地域によっては箱文字の代わりに、立体文字やチャンネル文字とも呼ばれます。チャンネル文字のことを英語では「Channel Letters」といい、「Channel」には溝という意味をもっています。
箱文字を製作する際は、折り曲げ加工を用いたり面版を溶接したりして、立体的な文字を作り上げていくことが主流です。折り曲げ加工とは、素材となる金属の板材を2つの金型で挟み、折り曲げて作成する技法のことです。多くの製品で折り曲げ加工の技術が用いられていますが、細かい技術が必要とされており、職人の腕次第で仕上がりが変わります。
折り曲げ加工や面版の溶接によって文字看板を作成すると、4つ面のうち1つの面に溝が生まれます。「Channel Letters」の「Channel」とは、加工の際にできる溝のことを指しているのです。
切り文字
切り文字とは、厚みのない文字のことです。切り文字の場合は、素材を形のとおりに切り抜いて作成します。箱文字と比較した場合、製造工程が少ないので短時間で製作できるというメリットがあります。
細かい文字や英語の筆記体の文字を製作する場合、箱文字ではすべての文字を加工したり溶接したりして作らなければならないので、手間がかかるでしょう。切り文字の場合はカッティングだけで完成するため、失敗のリスクが少ないというメリットもあります。
文字看板で使用する素材
文字看板では、目的や用途に合わせてさまざまな素材を用いています。ここでは、文字看板の製作で使用するおもな素材の特徴をまとめました。
カルプ
カルプとは、発泡ウレタン樹脂をベースに、カルシウムが含まれた添加剤を加えた素材のことです。10mm・20mm・30mm・50mmの4種類の厚さがあり、用途に合わせて厚みを変えます。色は白と黒の2種類があり、文字看板では白のカルプを用いるのが一般的です。ただし、厚みの部分を黒にしたい場合は、黒いカルプを使うことで費用を抑えられます。
カルプの特徴は、耐水性・耐寒性・耐熱性・耐衝撃性に優れていることです。柔軟性も高いため、ほかの素材に比べると加工がしやすいという特徴もあります。
一方で、カルプは適切なメンテナンスが必要です。カルプはウレタン樹脂で作られていますが、表面がザラザラとしているので、表面にホコリや水アカが付着しやすくなっています。放っておくとお店のイメージダウンにもつながりかねません。定期的なお手入れをする、表面をほかの素材と組み合わせるなどの処置が必要でしょう。
アクリル
アクリルとはアクリル酸エステル、メタクリル酸エステルで作られた合成樹脂のことです。プラスチックの一種で、文字看板のほかにもボールペンやコップ、スマートフォンの画面、自動車のテールランプなどさまざまな用途で使われています。
アクリルの特徴は、透明性と耐久性の高さです。アクリルの光線透過率は93%となっており、ガラスよりも透明性が高く作られています。ガラスよりも割れにくく、割れたときも飛び散らないので安全性も高いといえるでしょう。加工に関しても、切断・曲げ・接着などの作業が簡単にでき、便利です。
しかしアクリルは耐熱性に弱く、野外で使用すると伸縮する危険性があります。そのため、屋内用の会社看板や室内札などの利用に向いています。
ステンレス
文字看板ではさまざまな金属素材が使われており、一般的な金属としてステンレスが挙げられます。ステンレスとは、鉄にクロムと呼ばれる素材を含ませた金属のことです。表面には非動態皮膜と呼ばれる薄い膜を形成しています。
ステンレスの特徴は、さびに強いことです。雨が降ってもさびないため、屋内だけではなく野外でも使用できます。なお、ステンレスの一般的な厚さは0.8~5mmです。
アルミニウム
文字看板では、アルミニウムも使われています。ステンレスと同じようにさまざまな用途で用いられており、文字看板のほかにも1円硬貨、清涼飲料水の缶、鍋やフライパンなどで使われています。
アルミニウムの特徴は、軽量ながらも耐衝撃性が高いことです。鉄や鋼よりも軽く、軽量化した看板を設置したい方におすすめです。ほかの素材と接合しやすく、樹脂マットと組み合わせると、おしゃれなデザインにアレンジできるでしょう。
バックライトチャンネル
バックライトチャンネルとは、正面や後ろ面が発光する看板のことです。LEDなどの光を用いることで、文字の輪郭を浮かび上がらせます。間接照明のような効果を与えるので、落ち着いた大人の雰囲気のお店にしたい場合におすすめです。
まとめ
文字看板には大きく分けて、箱文字と切り文字があります。特徴は異なるため、目的や用途に合わせて文字のタイプを選ぶのがいいでしょう。素材についてもカルプ、アクリル、ステンレス、アルミニウムなどがあります。お店や会社の雰囲気に合わせて素材を選ぶのがおすすめです。
「タカハシ企画」では看板、文字看板、パーテーションなどの製作を行っています。高品質、低価格をモットーとしており、他社で断られた場合も相談可能です。箱文字や切り文字など、さまざまな文字に対応しております。文字看板の設置を検討している方は、「タカハシ企画」にお問い合わせください。
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